2017年07月29日

ぬらっ。「松本」の「遺書」、ぐっとくる題名

ぬらっ



https://www.jpnumber.com/numberinfo_03_5778_3118.html
知らない番号から電話がきて、調べたらこれだった。








本を六冊買った。今月は本ばかり買っている。
歴史もの二冊、小説一冊、軽そうなもの三冊。
軽そうなものを二冊読んだ。



松本人志『「松本」の「遺書」』読んだ。
気になっていながらなぜかずっと避けていた本。芸能人の本ってなぜか避けてしまう。

松本さんの一人称がずっと「オレ」だった。一冊「オレ」で通す本を読んだのは初めてかもしれない。

なんか怒りがちで、序盤は特に「コノヤロー!」が多い。この人にそんな口癖あったっけ?


橋本治さんの「桃尻語訳枕草子」のときに、カタカナが時代を感じさせると書いたけど、90年代前半のこの本も少しそういうところがあった。「○○だゾ」とか書いてある。「チョット」「ハンパ」……


怒りのなかにもひらめきや笑いがあって、自慢のなかにも恥じらいや自身への厳しさがあって、おもしろく読んだ。



“個性で勝負のこの世界、だれかを目指してどうすんねん。だれも目指せていないところを目指し、だれも立ったことのないところに立つ。それが芸人ではないのか”
松本人志『「松本」の「遺書」』


“ある野球選手が病気と闘っているファンのためにホームランをプレゼントしたという話があったが、ああいうのも、オレは、どうかと思う。オレに言わせればそんなもん、ぜんぜん美談じゃない。打たれたピッチャーにも病気のファンはきっといたはずだから。”
松本人志『「松本」の「遺書」』



なんでこの本を今さら……と自分でも思っていたんだけど、思い出してみたら、最近読んだ松尾スズキ『ギリギリデイズ』にこの本のことがちょっとだけ書いてあったんだ。松本がテレビとは違ってストレートに怒っている、というようなことが。







ブルボン小林『ぐっとくる題名』読みおわった。題名も作品なんだな。題名への「読み」がある。「鑑賞」がある。
たとえば「無罪モラトリアム」「勝訴ストリップ」はそれぞれM音とS音で頭韻を揃えているとか、二つの単語が二物衝撃になっているとか。


タイトルっておもしろいな。
こういう目線でタイトルを見る人もいる、ということを頭の片隅においておくことにする。そして、タイトルをつけるときには自分の頭の片隅にいるタイトル好きな人に相談しよう。



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#2017上半期短歌大賞 50首 Togetterまとめ https://togetter.com/li/1126231
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2017年6月に発表した/掲載された短歌まとめ【25首】|mk7911|note(ノート)
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短歌パトロール日誌【5】6/14-7/17|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n648c9e855c73

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mk7911 at 06:24