2016年02月

2016年02月29日

ぬらっ。うたらばブログパーツに採用されました/ 「魔の山」二回目

ぬらっ



二件投稿した。ダ・ヴィンチ「短歌ください」と短歌研究「うたう☆クラブ」。
特に後者は、相手が斉藤斎藤さんだと思うと自分に厳しくなる。出す歌に悩んだ。一度五首すべてそろえてから全部取り止めたりもした。








「未来」二月号に掲載された歌が、第90回のうたらばブログパーツ「無」に採用された。二重投稿がOKなので結社誌の歌を出したりしている。


すべり台を寝そべりながらずり落ちる君たちの無限の可能性/工藤吉生
http://www.utalover.com/



投稿956首中37首に入った。二回つづけて採用。うむ満足。
第1回は投稿55首の採用11首だったのを考えると、うたらばもでかくなったよなあ。
オレがはじめて採用された第26回は投稿237首の採用18首だった。
採用率は最初は20%で、そこからわりと早く5%ほどまで下がり、今は4%くらいというわけか。

今まで25首採用していただいた。まる四年のお付き合いだ。






「未来」の話だけど、10首中8、9首も載ると、それらは「許容範囲」という程度なのか、そこそこ良いのか、ほんとによいのか、よくわからんなあ。結局は自分で判断しないと。







「魔の山」を読む、2回目。これはあとでメインのブログにまとめるかも。



トーマス・マン『魔の山』10%ほど。
主人公カストルプはサナトリウムでの最初の夜を過ごした。隣の部屋で日夜猥褻な物音がすごくてカストルプはうんざりする。
食事のたびに食堂に人が集まる。そこで多くの登場人物の様子が描かれる。

医師ベーレンスと初めて会い挨拶する。ベーレンスはおしゃべりで、カストルプの貧血を指摘する。安静と、毎日の検温をカストルプに申し渡す。
「患者となるのにも才能を要しますからな」「検温はなんの副作用もありませんからな」「せいぜいご愉快にね」

山道で散歩しているとすれ違った女性からひゅうっと奇妙な音がしておどろく。これは肺からそういう音を出していて、人を驚かしている。
「片肺クラブ」と称する患者たちのグループがある。

アクの強いキャラがいろいろ出てきてにぎやかになる。
イタリア人紳士ゼテムブリーニはおしゃべりな文学者で毒舌。患者を退院させない医者のやり口の一部始終、婦長のうわさ。
気難しく無口で重病のブルーメンコール、言い間違いばかりしているシュテール婦人ほか。

主人公の様子がだんだん変化してくる。好きだった煙草が旨くなくなってきて、朝が起きられなくなり、舌がもつれ、心臓の鼓動に違和感がでてくる。寝ることが楽しみになってきている。

健康的で前途洋々といった主人公だったが、100ページでだいぶ変わってきた。まだ先は長い。
長い小説を読んでいて面白いのは、途中でなにかもかも解決してしまうときだ。まだまだページはあるのにここでうまくおさまってしまったら、この先どうするんだ? と変な心配をしてるのが楽しい。

こんな速いペースで悪化していくとカストルプ君は一体これからどうなってしまうのか、心配だが楽しみでもある。

逆に、いろいろ危ないまんまで最後の方まできちゃって、残りわずかなページでどう終わらせるのか心配するような面白さもあるなあ。


mk7911 at 10:13|Permalink

2016年02月28日

ぬらっ。「魔の山」を読み始めた

ぬらっ



塔短歌会のホームページの、更新されたいろいろを読んだ。
熟睡しているところを起こされて、寝ぼけた状態でたん歌の人の前で自己紹介させられたら、うっかり「塔の工藤です」って言いそうな気がする。






http://himiumi.blog.fc2.com/blog-entry-465.html
しま・しましまさんに歌を取り上げていただきました。歌会に出るとさまざまな反応がもらえていいですね。たまに歌会に出ると、いいもんだなと思います。






トーマス・マンの「魔の山」を読みはじめた。けっこう読んだがまだ5%。
主人公のカストルプは三週間だけの療養のために山のサナトリウムへ行く。そこにはいとこもいる。

だけどフラグというか、嫌な予感がいろいろとあって、すんなりとは出てこれなさそうだな。
いとこはいつまでもサナトリウムから出れないし、おぞましい咳は聞こえてくるし、医師は妙な態度で接してくる

一番よくないのは、カストルプが自分の状態を甘く見ていて、サナトリウムからすぐに出られるものとたかをくくっていることだ。
だって、序盤でナメてかかっているってことは、絶対これからひどい目に合うに決まってるじゃないの。前フリだ。

二章の、祖父と洗礼のエピソードがよかった。
オレは祖父母には数えるほどしか会ってないし、曾祖父母のことになると文字通りなにひとつ知らないし、家系をさかのぼることができない。こうして何百年もさかのぼれるのをいいなと思う。


mk7911 at 17:14|Permalink

2016年02月26日

ぬらっ。自転車漫画「のりりん」/むかついた歌

ぬらっ




角川「短歌」、何にも載らず。選者が高齢だったり相性がよくないからなのか、以前アンケートに書いたことがよくなかったのか、単にオレの歌がつまらないからか(これが濃厚)。
買う気になれずに時評を立ち読みしたのみとなった。

歌人を四つにわけるのはおもしろいね。ほかに誰がどこに入るのか考えてみるのもよいだろう(オレがどのへんにいるのかも)。

見飽きられるというのはこわいな。「飽きられたから、じゃあ違うやつやりまーす」、ってなるかなあ。難しいだろうな。
飽きたと言われたら、そのままポイされるか、変化するかの二つしかない。


二ヶ月つづけて買わないとなると、角川から距離がでるなあ。まあ、いいよ。また買いたくなったら買えばいいのだ。








自転車のパンクなおした。4000円くらいかかるかとおもったが1000円で済んだ。

待ってる間に読んだ「のりりん」という自転車漫画がおもしろかった。
絵はあっさりしているんだけど、引き込まれる。自転車の仕組みについていろいろわかる。オレは自転車レースができるような立派な自転車に乗ってるわけではないんだが、それでも興味深い。
車に乗らずに自転車に乗る魅力やデメリット、ヘルメットの大切さ、さまざまな自転車。
本筋とは関係ないかもしれないが、キャラのセリフに方言があったりラーメン屋の設定だったりこまかい笑いだったりも生き生きしている。

格闘技とかもそうだけど、関心ないはずのものが漫画になると興味を持って楽しく読めることがある。








うたの日。
よかった歌にだけコメントするつもりだったが、むかついた歌があったから、けなした。下に再録する。作者がわからない状態で書き込んだ評。作者名は伏せる。知りたい方は、調べれば出るからそうしていただこう。



それはもうとびっきりにうまいんだ村田馨と東京ばな奈

→逆選のマイナス1があれば入れたいです。前者についてはうまいと思いません。そこを納得させる力がこの歌にはないのです。二つを並べた必然性も見出だされない。何か意味があるんでしょうか。二句の字足らずも歌の欠陥です。下手に褒めるのはけなしているのに近い。



さっきの「のりりん」もだけど、関心ない人、賛成しない人をいかに説得するか、興味を持たせるかが大事だ。意見を表明するような内容の短歌ならば特にそうだ。



たまに「うたの日」にでるとフォロワーがふえる。単純に、オレの短歌の読者がふえる。うまみがある。


mk7911 at 10:48|Permalink

2016年02月25日

ぬらっ。茂吉歌論集/評について

ぬらっ



永田和宏『近代秀歌』買った。
「まえがき」がやはり苦手だが、中身は大変よい。


岩波文庫の斎藤茂吉歌論集を読んでる。
写生の説など。絵画の写生もからめて、とてもしつこく書いてある。異論反論にきっちり答えている。とても真似できない。

独詠歌と対詠歌という分類がある。

ほかの内容はいまのところそれほど驚くようなことはない。
短歌は些細なところに妙味があるとか、
不自由だからこそ力があるとか、
短歌に盛る内容はすこしでいいとか、
短歌は生のあらわれでなければならぬとか、
小手先だけの「からくり」や奇抜さで読ませるような短歌はだめだと繰り返し言っている。
正岡子規のことが繰り返し書いてある。
全部読み終わったらメインのほうにもまとめるかもしれない。






へんなアカウントにいいねされたからフォローした。電話番号みたいなID。フォローフォロワーツイート0。いいねはオレのツイートだけ。作成624日目

そのへんなアカウントからブロックされた。……5232255








清掃など #このタグを見た人はアルバイト歴を晒せ

うーん。バイト歴のタグ見ると、労働経験なさすぎて、自分だけ劣っている気がして落ち込むなあ







下手な評をされて「殴る」とか「歌をやめろ」とか言ってる人がいる。それ自体は乱暴だが、評のせいでそれくらいの気持ちになったということだと思えば同情的にもなる。

評をした本人がそれを見てればいいのにな。それくらい怒らせているのだと。
だいたいいつも評が粗いんだよあのひとは。

多くの歌に一言だけ言うんなら、すこしの歌に懇切丁寧に言及したほうがいいだろう。一言で評するのは乱暴だ。褒めてるのならともかく、批判する場合は丁寧でなければ。ネットの言葉はとくに誤解を招きやすいのだ。

以前にも誰かと衝突してなかったか。改善していかないようではだめだ。


mk7911 at 08:13|Permalink

2016年02月24日

ぬらっ。作歌順調

ぬらっ




#2015下半期短歌大賞50首+-+Togetterまとめ https://t.co/gRlMg5Z92G

宣伝の仕方がわるかったのか、なぜかこれだけアクセスが伸びない。少し宣伝しておこう。
すばらしい内容だと自分では思う。








急にたくさん短歌ができて、今月分をつくりおわった。平均で一日二首という目標がある。すこし遅れていた。

何かきっかけがあると歌ができることがある。今回は穂村弘『もうおうちにかえりましょう』を読んでいたら作りたくなった。そして昔のことがいろいろ思い出されて歌になった。


mk7911 at 12:17|Permalink

2016年02月23日

ぬらっ。「ピクニック」

ぬらっ



秘密にしろと言われてないから書いていいんだと思うけど、
短歌研究のうたう☆クラブの横山さんとのやりとりがおわった。一首が無事仕上がった。
これで四人いるコーチ全員からご指導をいただいたわけだ。2012年春から投稿しているので、まる4年かかった。

横山さんだけはオレになかなか佳作の★もくださらないし、きびしい印象があった。今回は丁寧に一首を仕上げることができた……と思う。3/21発売の短歌研究四月号にその様子が掲載されます。








昨日はほとんどツイートもせずおとなしくしていた。
前回書いたとおり、風邪をひいていた。それで休んでいた。



今村夏子「こちらあみ子」のなかの「ピクニック」「チズさん」を読んだ。

「ピクニック」には「こちらあみ子」と共通する要素があり、そこにこの作者の核がありそうだなと思った。
いきなりつきつけられた真実に打ちのめされる、とか。
落ち込んだ人がもう立ち直れない、とか。
相手の思いにそぐわない贈り物をしてしまうこと。
他の人たちから浮いている人にも、その人なりの考えも善意もあること。
愛が一途であること。


オレはてっきり、げんきくんと七瀬さんは実は付き合っていなかったという展開になるのかと思った。


「チズさん」は、こういうおばあちゃんいるなあと思った。ラストシーンが強く印象にのこる。
オレも小さい頃に、遊びにいった友達の家からわけもなく駆け出して逃げたことがあるのを思い出した。
この作品の場合は走り出せないしばらくのあいだに、なにか得たいのしれない力がはたらいているようだ。




さらっと書くつもりがけっこう長くなったから、メインのブログにもこれは書こう。


mk7911 at 08:24|Permalink

2016年02月22日

ぬらっ。水面下のこと/読書記録三つ

ぬらっ




水面下で大きな話が起こりつつある。でもこれは、オレが動かないとちゃんと進まないやつだ。そして、オレは動くのがこわい。知らないこと、やったことないことがこわい。だから逃げてしまうかもしれない。

三人で事を起こそうとしていて、オレがその一人なんです。オレは興味はあるけど自分主導でやることには消極的。もう一人はよくわからない知らない人。最後の一人はむちゃくちゃ行動的。でもこの人にあんまりやらせるわけにはいかない。

ああ、こういうのが「できる人」「適任な人」が世の中にはいるのになあ。なんでこのオレなんだ。わああ。

実現したらすごいことなんだがな。これが定期的にできるようになったら東北の短歌が盛り上がる。オレに行動力があれば!

こういう突破力のなさ、問題から逃げてしまう性質がオレの人生を決めてきたんだろうな。








やっぱり風邪だ。のどがヒリヒリして鼻がムズムズして鼻水がでる。おわったと思っていたのに、しつこいなあ。それとも、新しい風邪なのか。

潰したと思ったハエが生きていた? それとも別のよく似たハエか?

という歌を作ったことがある。







椎名誠さんの「風景進化論」読み終わった。前に読んだことがあるかないかわからなかったが、読んだことある本だった。でもそれは20年も前だし、今回読んでおもしろかった。
最後のほうの美しい街の話が印象的だった。






そのつぎは穂村弘さんの「もうおうちへかえりましょう」を再び読み始めた。少しずつのつもりがどんどん読めてしまう。
コーヒーを一口ぶん残すのと、目的地に早く着くと建物のまわりをぐるぐる回ってしまうのと、話しかけるのがむずかしいのとは、オレも全く同じだ。全く同じなのにオレは穂村弘から遠い。もっと大事な部分でオレは不真面目だったり自分に嘘をついているから穂村弘のようになれないんじゃないだろうか。さっきのような、逃げてそのうえごまかしてしまう性質だ。







今村夏子「こちらあみ子」を読んだ。悲しいと思いながら読んだが、終わってみると清々しい気持ちになった。「好きじゃ」と「殺す」の応酬のあたりがすばらしい。


mk7911 at 09:03|Permalink