2017年09月01日

ぬらっ。8月がおわった

ぬらっ



八月は短歌があんまり作れなかった。31日の夜に作ってようやくノルマの8割くらいまでいった。未達成がつづいている。でもまあ8割いけばいいか。



有料マガジンの更新がにぶっている。最近買ってくれた方もいらっしゃるんで更新しよう。買ってもらえるとやる気になる。



本が増える。読んでいこう。短歌以外の本も短歌の本も増えてきた。
つい本屋に行く、行くとほしい本がある、ほしい本があると買う、本が増える。その繰り返し。



角川短歌賞がきまる。まっすぐな悔しさというよりは、もっとにぶくてズンとした感じ。
選考会があるというツイートを見て電話を気にしていた。「バカだね バカだね バカのくせに ああ 愛してもらえるつもりでいたなんて」と中島みゆきの「化粧」があたまのなかに流れてくる。



あっそうだ。「ネットプリントやnote等で発表された短歌研究新人賞の応募作を読みつくす」の続編はいまのところ無しの方向です。八月中にあと15作品でたらやるって書いたけど、届かなかったから。読みつくさない。
そういう制限をつけるっていうのは、ためらう気持ちがあるからだ。そのためらいの内容はすでにここに書いた。







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#2017上半期短歌大賞 50首 Togetterまとめ https://togetter.com/li/1126231
今年の上半期に読んだすべての短歌から50首選んでまとめました





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2017年6月の出来事についてあれこれ言う【短歌編】|mk7911|note(ノート)
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mk7911 at 10:19|Permalink

2017年08月31日

ぬらっ。六年

ぬらっ



また落選した連作の公開のことを考えてたんだけど、「最終選考通過」以上の作品の公開についてはオレは多目に見たいというか、同情がある。
選考委員は30首見えてる状態でやいやい言うけど読者には十首や十数首しか見えないわけで、見たくなることがある。

オレが角川で候補になったときには座談会で50首のうち13首が太字で引かれてたんだけど、順番もバラバラだし重複もしていた。スペースがないんだろうけど、わかるけど、これは何かと。レーズンパンをあげたらレーズンをほじくりだされて返されたみたいな? どうすればいいの?

いやもちろん、超ありがたいんですよ読んで議論していただけるのは。
そこまでほじくられた連作はネットや他の場所で完全なのを出しても悪くないんじゃないかなっていう、オレの感覚です。

じゃあ2首5首はほじくり(あんまりいい言葉じゃないな)が浅いかというと、そこは曖昧な部分で、
ってなんか朝から余計なことを書き始めた気がしてきた。

まあそうやってうじうじ語るくらいに、オレのなかで賛否がせめぎあってる行為なんですってことです。嬉々として読んで感想を書いてたように見えたかもしれないけども。いや楽しかったけども。

以前、とある小説雑誌を買ったら小説の賞を発表してたんだけど、何百編も応募があったなかで受賞作一編以外は一行たりとも載ってなかった。四つくらいの候補作が言葉すくなに語られただけで。厳しいなと思った。受賞作もタイトルを変えての発表だったというし。






昼になった。きのうの「短歌探求」のことまだ考えてた。
http://tankatan9.exblog.jp/13433728/

石川さんの言う「不遜な行為」っていうのが頭に残ってるんだよね。
「不遜」っていうのは「思い上がったこと」だ。
これは賞にたいして不遜、選考委員にたいして不遜。オレは久しくそんなことを考えてなかったからハッとしている。

新人賞がえらいもので選考委員がえらいものだという前提があるから、思い上がらずに結果を重く受けとめようよということになる。

石川さんに対して「短歌探求」編集部は
「歴史ある賞に選者として臨まれる方々の責任の重さは想像することすら難しいです。わかっているつもりにすらなれません。」と書いている。これがオレには謙虚に見える。

この「責任の重さ」を難しいなりに想像してみることができているだろうか。

また、短歌探求編集部は
「上品な行為とはいえません」「選者の方々の心証を害することもあるかもしれません」とも書いている。
いま落選作を出すのにここまで考えるだろうか。

っていうか、今回「落選作」を「応募作」と言って公開する人が多い。落選したという事実が消えた言い方だ。

このあいだオレがまとめた13作のネプリやnoteやブログに「落選」と書いている人はほとんどいない。二三川さんだけがブログの記事タイトルに「落ちたやつ」と書いている。

「落選展」をかかげ、どの記事にも「落選展」の文字がある2011年の「短歌探求」と今はそのへんもちがう。落選作と応募作って、ただの言い方のちがいじゃないと思うんだけど、どうだろ。
この六年で賞のもっている重さって変化しているのかな、なんつうことを考えてみた。



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2017年08月30日

ぬらっ。AKIRA、不遜

ぬらっ



ミサイルのこと考える。ボワーンて、不安になるような鈍いサイレンが鳴っていた。
ネットの向こう、テレビの向こうだったものが、いよいよこちらに「またいで」きた。








YouTubeのおすすめに出てきて気になっていた、映画「AKIRA」を見た。二十何年か前に一度見て、まったくわからなかった。今回注意して見た。

序盤でバイクに乗って棒を振り回してて、「ファイナルファンタジー7」みたいだった。あれはこれをアレしたのか。人が実験されてたり番号ついてたりするのも同じだ。
それから科学者がでたり軍隊が出動したりして、ゴジラのことを思い出した。

やっぱりよくわかんなかったけど、一回目よりははるかについていけた。
2019年が舞台で、2020年に東京オリンピックがあるという設定だった。荒れ果ててるのと誰も携帯を持ってないこと以外はあんまり無理を感じなかった。

女の子の服が裂けるところと、スーツケースに紙が入りきらないところと、腕からニョキニョキなんか伸びていくところは覚えてた。
不思議な感動があった。いいもん見た。

AKIRAの世界では反政府の人達がだいぶ過激に頑張ってたな。取り締まる方は高圧的で慣れてるみたいだった。すぐ相手の腕をうしろにまわす。銃を出す。2019年にこうなってはいないだろうなー。







新井満『自由訳 般若心経』読んだ。薄くて字がすくなくてむずかしくなかった。そういう本は手にとりやすい。
40分くらいで一冊読めてしまった。








落選した連作を発表することに関してオレがよく思い出す文章がこれ。
「短歌探求」というブログに載った石川美南さんの文章。2011年。

https://t.co/I3IPfEqH4K

2011年の落選展に出しておられる12人のうち、今年出しているのが2人。多いのか少ないのか。6年という月日。


石川さんの文章、初めて読んだときは「なんという冷や水の浴びせっぷりだろう、怖い!」と思ったが、今読むと普通に見える。 
この石川さんの意見とか、自分で入力したマスノボットの言葉とかがあって、オレは落選作を公表しないと決めた。

落選作を公表する流れのなかで、読ませていだくのはいいんだけど、引っかかるところもある。
公表する人達の動機がどうも見えにくくて。落ちた、じゃあ出す。それだけになってないか。少しは考えて決めたことであってほしい。

その一方で、自分の作った連作が人からどう見えるかを知りたくなる、見せて意見をききたくなるのは自然なことだとも思う。一首単位なら歌会、うたの日で意見をきけるだろうけど、長い連作になるとそういう場がなかなかない。公表する「流れ」がきてる時を逃さないのも考え方のひとつかと。

両方の肩をもつようで、どっちだよ! っていう感じになっちゃったけど、出さずにおくのも出すのも、それぞれメリットデメリットがある。

落選作の公開が「不遜な行為」だというのは、すっかり頭から抜け落ちていた発想だった。賞や選考委員への畏れというか敬意が抜け落ちていた。




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2017年08月29日

ぬらっ。ミサイル通過

ぬらっ


およそ日刊「俳句新空間」: 続フシギな短詩178[大岡信]/柳本々々:
https://t.co/dZpf9qSHlA

短歌を引いていただきました。
そうか! と思うことが書かれていました。
そうか! っていうのは語順というか順番のところ。
大岡さんのことはほとんど知らないんです。岡井さん経由でほんの少し入ってくるくらいで。







保坂和志『草の上の朝食』読みおわった。すいすい進む。草の上で朝食する場面はなかった気がする。
出てくる人達がおもしろいんだよなあ。

未明の闘争、カフカ式練習帳、言葉の外へ、も読みたい。







今朝はボワーンてへんなサイレン鳴ってて目覚めた。
政府からメールも来た。Jアラートってやつだ。
予想される地域がやたら広い。わかんないもんなんだなあ。情報がすくない。

ミサイルは通過した。通過のときにまたアラートきてサイレン。

それから、「ミサイル」でツイート検索していろいろおもしろいツイートを見た。

これからこんなことが増えるのかしら。




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2017年08月28日

ぬらっ。連作をひろげる

ぬらっ

昨日ツイートしたことをコピペしておく。
うまくまとまったらメインのブログに出すけど、しょうもないことを書いてしまったような気もするし、もうちょっと考えたい。



急に変な「思い」があふれてきたから書くぜ。
このあいだ書いた「ネットプリントやnote等で発表された「短歌研究新人賞」応募作を読みつくす」っていう記事 http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52198423.html
が、おかげさまでたくさん読まれています。

だいたい出尽くしたころだろうということでまとめて13作品を取り上げました。そんなものを書いても読むのは取り上げられた13人と、いつもオレのブログを読んでくれる人達だけだろう、……と思ってたらおもいのほか多くの方達に読んでいただきました。

たいした感想は書けないんで、「タイミングよくやる」「まとめて一気にやる」というところで勝負しました(勝負かけたくなっちゃうんです)。結果として自分しかできない(やらない)ことができたのかなと考えています。

その後も応募作をアップしている方がおられまして、あらたに、ネットプリント2、note1、ブログ2の合計5作品を確認しています。
今月中に10作を超えるようだったら「応募作を読みつくす」の続編をやるかも。

先日13の連作見てて思ったんですが、まとまりが全くないか、逆にずっと同じようなことを言ってるような連作は読んでて快楽が少なかったです。

これは完全にただの思いつきなんですけど、もしかしてA→B→A'みたいな形式が良いんじゃないかと思いました。変化とまとまりが両方あるから。
10首ずつのA→B→A'じゃなくて、20→6→4とかで全然いいんだけども。

A→B→A'ってクラシック音楽によくある形式です。三部形式とかっていうんですけど。あるいはソナタ形式だってざっくり分ければ提示部→展開部→再現部で似たようなもんです。
ほかにはA→A'→A''→と続く変奏曲形式とか、A→B→A→C→A→B→Aのロンド形式とかいろんな形式があるわけですが、まあ、主なところが三部形式です。
初めて30首連作つくるときはバッハのゴールドベルク変奏曲を意識しました。2首掲載だったけど。

オレが去年の角川短歌賞に出してちょっといいとこまでいった連作はA B Cの三部分に分けたんです。三部形式みたいなつもりで。
選考座談会で「三つに分けた意味がわからない」と小池さんに言われたので成功ではなかったみたいなんですけど。


それはなんで思いついたかっていうと、いつかの角川「短歌」の付録の「角川短歌賞受賞作品集」を見てて思いついたんです。
最初の受賞者の安永蕗子さんが連作を三つに分けてたんですよ。ほかにも連作を十の部分に分けてた受賞作品もありました。

「角川短歌賞受賞作品集」では、
区切るときに「Ⅰ ○○」「Ⅱ △△」ってタイトルをつけるやり方もありましたし、
単に「Ⅰ」「Ⅱ」という区切り方もありましたし、
もっとシンプルに歌と歌の間に「※」を置いて区切ってる連作もありました。
詞書をつけてる受賞者もいました。説明っぽい歌を入れずに詞書に説明させる方法があります。
パラパラと読み返していたら、2008年の光森裕樹さんの受賞作にGoogle earthの歌がありました。

先日オレの見た13作品には連作を区切るっていうのが全くなかったですね。新しくでてきた5作品にもない。詞書の類いもない。エピグラフなんてとんでもない。
三十首をシンプルに置くのは王道というか真っ当かもしれないけど、それで退屈されてはしょうがない。

多少インチキに見えてもいいからもっと飛び道具使えばいいのにって思うね。みんな真面目だなあ。

あるいは連作の枠を広げるような連作がもっとあってもいい。現代短歌に「二人五十首」って企画があって、二人でひとつの連作をつくるのが珍しい企画だ。
「現代短歌」の巻頭に、吉岡さんと染野さんの「太朗」がへんな連作を出していたのが記憶にあたらしい。ひとつの連作があって、それを読み終わるとそれらの歌が逆の順序でまた掲載されてるんだよ。ちがうタイトルでちがう作者名で。
それが成功してるとは思わなかったが、「見たことないことやってるな」っていうのはわかった。そういうのって記憶に残るものだ。あれは何だったと長く考えさせられた。
茂吉の『赤光』に編年体のバージョンと逆編年体のがあるなーとか。関係ないかもしれないけど。

「現代短歌」誌は連作の可能性をひらこうとする。新人もひらいていったらいいんじゃないか。すべってもいいから何かやらかしてもらいたいって気持ちがある。新人なら特に。
そういうオレも全然遊びきれてない、挑戦しきれてないなと、そんなことを急に思いましたよ。


「その後も応募作をアップしている方がおられまして、5作品を確認しています。今月中に10作を超えるようだったらまたまとめて感想を書くかも。」
などと書いてるうちに2作アップされてた。やっぱり15作にします。
しかし今回は特に応募作の発表が多い気がする。

でもそういう話をすると「形式は内容とむすびつかなければいかん」とか「章立てしたくらいで退屈なものが退屈じゃなくなるわけがない」みたいになりそうだな。
でも少しは色気やハッタリが見たくなりましたよ。

長い連作を十以上も連続で見る機会はあんまりないんで、今回はひとつ経験になった。そんななかで浮かんできたのが「なんかやらかしてほしい」「三十首ならべりゃいいわけじゃない」だった。




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